恐るべき!神戸市の債権回収

| | トラックバック(0)
P8210129.JPG 先日21日、神戸市の税務課と民商神戸市協議会とで交渉を行いました。 交渉内容は最近特に目に付く神戸市による強権的な市税の回収問題についてが主でした。 最近事前に連絡もなしにいきなり差し押さえ、あるいは差し押さえ催告をされた業者3名が参加。 いぜれの業者にも共通しているのは、毎月きちんと一定額を納付し続けているということです。にもかかわらず「納付額が間尺にあわない」仕事の都合で1度だけ役所にいけなかったのを理由に「約束の不履行だ」などといきなり生命保険や不動産の差し押さえをしているのです。参加した業者は、「今までどれだけ神戸市に税金を納付してきたと思っているのか?不景気や震災のために大変な思いをしている。それでも納付し続けてきた。それをいきなり差し押さえとは何事か!」と怒りの声があがりました。交渉の中で「期限の利益」が差し押さえになればなくなることを担当者がまったく知らなかったことや「徴収の猶予」の制度を知らなかったことも明らかになりました。 国税徴収法の「納税者の保護」の規定について、一切周知されていないというのは恐ろしいことです。徴収法の大原則は「営業の継続と生活の維持」をしたうえでの公租公課の納付です。納税者の生活や営業の実態には目もくれず、何がなんでも債権の回収さえすれば良しとする姿勢に大きな怒りを覚えます。神戸市は7月、市長を責任者とする「債権管理対策推進本部」という組織を立ち上げました。その趣旨は「債権の適正管理を全庁的に行い、歳入の確保を図るとともに公平性と行政の信頼性の確保を図るため」としていますが、納税者の生活や営業に思いを致さない行政に、一体何の信頼が生まれるのでしょうか。市は二言目には「公平性」を口にしますが、真の「公平性」というのは、徴収法や地方税法の本来の趣旨をきちんと理解し周知すること意外にありません。 同本部の行財政局の20年度の重点的な取り組みのには「差押さえ等、滞納処分のさらなる強化」がうたわれています。 交渉の最後に当局が渋っていた徴収の猶予の申請用紙をもらって帰りました。今後こうした制度なども十分活用し、業者の営業と生活を守っていきたいと思います。

カテゴリ

,

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 恐るべき!神戸市の債権回収

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://118.82.81.109/cmt/mt-tb.cgi/35